田原の平屋2.1
田原の平屋2.2
田原の平屋2.3
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田原の平屋2.12

田原の平屋2

やや角度のついた、正方形ではない敷地。
その特性を活かしながら、住まいの快適さも大切にした今回の計画では、空間にそれぞれ意味のある「角度」を取り入れました。
リビングは隣家の窓と正対しないよう、8°の角度をつけて配置。これにより、視線をずらしながら開放的な雰囲気を確保しています。
また、ガレージには12°の角度を設け、敷地と道路の間にできる余白をうまく取り込みました。
内装には、構造用合板と梁をそのまま見せたラフな天井、外壁と同じガルバリウム鋼板を使った内壁、そしてモールテックス仕上げのキッチンなど、少しラフで質感を楽しめる素材を採用。シンプルで無骨ながら、どこか温かみのある空間となっています。
リビングの横には、静かにこもれるヌックを配置。壁一面の大きな本棚には、これからクライアントの好きな本たちが並び、この空間を育てていきます。
建物の名称「8+12」はそれぞれの角度から名付けましたが、クライアントの誕生日が8月12日なのはただの偶然です(笑)

田原の平屋2(タハラノヒラヤ2) / 8+12(エイト+トゥエルブ)
敷地面積:214坪
延床面積:40坪
設計期間:2022/11~2023/09
施工期間:2023/10~2024/04
設計/施工:空間建築-傳