広大な敷地における計画。
道路側にはコンクリート打ちっ放しの壁を設け、その壁を利用した駐車場を配置しました。この打ちっ放しの壁は、駐車場の仕切りとしてだけでなく、意匠性や目隠し、防音の役割も兼ねた壁となっています。
LDKは庭側に大きな開口部を設けており、周囲の視線を気にせずに光や風をたっぷり取り込むことができます。ベンチ状の出窓は、座るだけでなく、横になってくつろぐことも可能です。
サーフィンが趣味のクライアントのために、屋根は波のトンネルをイメージした勾配のあるデザインとしました。建物の名称は、チューブライディングで有名なハワイの「パイプライン」にちなんで名付けています。
高松の平屋(タカマツノヒラヤ) / PIPELINE(パイプライン)
敷地面積:313坪
延床面積:35坪
設計期間:2023/03~2023/11
施工期間:2023/12~2024/07
設計/施工:空間建築-傳