志段味の家.4
志段味の家.1
志段味の家.8
志段味の家.5
志段味の家.7
志段味の家.6
志段味の家.3
志段味の家.13
志段味の家.12
志段味の家.11
志段味の家.2

志段味の家

都市の幹線道路沿いに位置する、約36坪の敷地。交通量の多さとそれに伴う視線や音環境において、クライアントが望んだのは、喧騒を忘れさせるような静かな暮らし、そして自然を身近に感じられる住まいでした。
この住宅では、まずLDKを2階に配置することで、十分な採光とプライバシーを確保。一方で1階の中央には、大きな土間空間を設け、そこに植栽を施し「室内の中庭」としての役割を持たせています。
天窓から柔らかな自然光が注ぎ、時間とともに光が移ろう様子は、屋外にいるような開放感をもたらします。
家族が集い、愛犬が遊び、椅子に腰掛けて読書を楽しむ・・・そんな日常のひとときが、公園にいるかのような心地よさを生み出します。
屋外に庭を設けることが難しい都市環境でも、緑と共にある暮らしを諦めない。自然と調和しながら、穏やかに過ごせる住まいとなりました。

志段味の家(シダミノイエ) / ナゴヤノコヤ
敷地面積:36坪
延床面積:32坪
設計期間:2019/04~2019/12
施工期間:2020/01~2020/07
設計/施工:空間建築-傳

WOODONE空間デザインアワード2024 最優秀賞受賞