駅前という利便性の高い立地に建つ、コンパクトな狭小住宅。
限られた敷地を最大限に活かすため、駐車スペースや採光、通風などの条件を丁寧に整理した結果、建物は自然と三階建てで計画されました。
単に上下に積み上げるのではなく、暮らしに広がりとゆとりをもたらす要素として中庭を設け、やわらかな光と風が室内に心地よさをもたらす計画に。
また、来客用に設けた和室は、主動線からあえて少し距離を取り、中庭を介してアクセスする“離れ”のような位置に配置しました。当初はゲストのための空間として計画された和室ですが、中庭を通るひと手間が、日常とは異なる時間の切り替えを生み、現在ではクライアント家族自身もこの場所を楽しんでいます。
狭小地という制約の中でも、空間のつながりや使い方を工夫することで、暮らしはより豊かになることを示す住まいです。
魚町の家(ウオマチノイエ)
敷地面積:35坪
延床面積:48坪
設計期間:2013/06~2014/02
施工期間:2014/03~2014/10
設計/施工:空間建築-傳





