川沿いに植えられた桜並木を存分に楽しめる敷地での住宅計画です。
プランは、まず桜を楽しむ窓の位置を中心に考えるところからスタートしました。
出発点は桜の景色を楽しむ窓の位置でしたが、道路沿いをウォーキングしたり犬の散歩をする人の視線が気になる敷地である点が、大きな課題です。
簡単な解決策として、リビングを2階に配置する案もありましたが、クライアントの希望は平屋。そこで、平屋のまま視線の問題を解決する方向で複数のプランを検討しました。
最終的に採用したのは、敷地にあった約1mの高低差を活かしたスキップフロアの平屋構成です。下段には玄関とガレージを、上段にはリビング・ダイニング・キッチンや寝室、中庭を配置。リビングの窓は上段フロアよりさらに高い位置に設け、道路からの視線を気にせず桜並木だけを楽しめる開口部としています。
敷地や周辺環境を深く読み込むことで、視線を感じることなく、四季の移ろいだけを感じられる空間を実現しました。
多米西町の平屋(タメニシマチノヒラヤ)
敷地面積:100坪
延床面積:50坪
設計期間:2014/02~2014/11
施工期間:2014/12~2015/06
設計/施工:空間建築-傳







