住宅地に建つ、4つの中庭を抱く住まいです。
クライアントから求められたのは、周囲からの視線を気にせず、開放的に暮らせる空間でした。
そこで、大小さまざまな4つの中庭を建物の内側に配置し、外部からの視線や周辺環境から適度な距離を保ちながら、庭を介して住空間が開かれる平面計画としました。
庭の手入れにかかる負担をできるだけ抑えたいという要望から、植栽は必要最小限とし、メインとなる中庭は水盤に。静かに水を湛える水盤は、空や光を映し込み、時間の移ろい、雨風の強弱などを感じさせるとともに、室内に柔らかな反射光を届けてくれます。
4本だけの計画となった植栽はすべて落葉樹とし、四季を感じられるように計画。植物を多く植え込むのではなく、水と光、そして最小限の植栽によって、過度な手入れを必要としない庭のあり方を考えました。
プライバシーを守りながらも、庭を介して自然とつながり、季節の移ろいを身近に感じられる、内に開かれた住まいとなりました。
武豊町の家(タケトヨチョウノイエ)
敷地面積:69坪
延床面積:35坪
設計期間:2024/03~2025/04
施工期間:2025/05~2025/11
設計/施工:空間建築-傳










