工場に隣接する敷地に建つ、事務所併用住宅の建て替え計画です。
これまで営まれてきた仕事と暮らしの場を受け継ぎながら、これからの生活にふさわしい距離感と動線を整えることを目指し、プランをスタートさせました。
仕事のための空間と家族のための空間を明確に分断するのではなく、必要な場面では緩やかにつながり、またそれぞれの独立性を保つ。日々の仕事と生活が隣り合う環境だからこそ、その境界を一律に閉じるのではなく、関係性の濃淡として計画しました。
また、以前の家の室内に張られていた木の板は、新しい住まいの中で再利用。以前と同じように張るのではなく、真鍮を加え、既存の記憶を残しながら新たな仕上げとして生まれ変わりました。
過去を保存するのではなく、素材やディテールを介して現在へと編み直すことで、これまでの暮らしとこれからの暮らしが静かにつながる住まいとなっています。
小松の家(コマツノイエ)
敷地面積:62坪
延床面積:45坪
設計期間:2024/05~2025/06
施工期間:2025/07~2026/01
設計/施工:空間建築-傳











