スーパーの駐車場に隣接する敷地における建て替え計画。外部環境からの視線や喧騒を受け止めるため、北側全面にコンクリート打ち放しの壁を設け、その内側を坪庭とする構成から検討を始めた。
この打ち放しの壁は、単なる目隠しとしてだけでなく、空間全体の印象を形づくる重要な要素として位置づけている。一般的に900mm幅で構成されることの多い型枠を、今回はあえて600mm幅とすることで、壁面に細やかなリズムが生まれ、内外に軽やかで印象的な表情を与えている。
さらに、ウッドデッキや庇は、この土地にもともと存在していた樹木の位置に合わせて緩やかな曲線で切り欠いた。敷地の記憶を継承することで、時間の積層を感じさせる住宅となっている。
江比間の家(エヒマノイエ)
敷地面積:256坪
延床面積:44坪
設計期間:2013/10~2014/04
施工期間:2014/05~2014/11
設計/施工:空間建築-傳








