南側に2階建ての建物が建つ敷地での計画。
クライアントからは「近隣の視線が気にならず、明るいLDKにしたい」との要望があり、まずはLDKを2階に配置することから設計をスタートしました。
LDKすべてを2階に集約するのではなく、リビングを一段下げたスキップフロアとすることで、リビングが家の中継地点となり、上下階や家族同士をつなぐ役割を果たしています。また、2階にアウトドアリビング(第2のリビング)を設けることで、内部空間と外部空間が連続し、都市住宅でありながら豊かな居住環境を実現しています。
家の動線の中心にあるリビングは、家族の絆を深めるとても大切な場所。家族や空間、上下階の動線、そして内と外。さまざまな「つながり」を意識して設計したこの住まいは、「つなぐ=コネクト」という意味を込めて、「コネクトハウス」と名付けました。
豊橋の家(トヨハシノイエ) / Connect House(コネクトハウス)
敷地面積:95坪
延床面積:61坪
設計期間:2018/08~2019/08
施工期間:2019/09~2020/05
設計/施工:空間建築-傳