一鍬田の家.1
一鍬田の家.2
一鍬田の家.3
一鍬田の家.4
一鍬田の家.5
一鍬田の家.6
一鍬田の家.7
一鍬田の家.14
一鍬田の家.9
一鍬田の家.10
一鍬田の家.11
一鍬田の家.12
一鍬田の家.13
一鍬田の家.8

一鍬田の家

ご実家の隣地という、ほどよい距離感と関係性が求められる敷地。
互いの気配を感じながらも、生活の領域を穏やかに分けるために、住まいの中心に「庭となる土間空間」を据えることから計画を始めました。
天窓から光が降り注ぐ土間には樹木を植え、まるで外にいるような開放感を感じられる場所に。室内にいながらも外の空気を感じられるこの場所は、「内」と「外」の心地よさをひとつにした、少し不思議で豊かな空間となりました。
また、リビングの窓はベッドよりも大きな出窓とし、ベンチのように腰かけたり、ベッドのように寝転んだりできる家族のくつろぎの場に。
室内の安心感と外の心地よさが共存する、「内にひらかれた庭のある家」。日常の中で、家族と自然の関係をやさしくつなぐ住まいとなりました。

一鍬田の家(ヒトクワダノイエ) / ヒカリノイドコロ
敷地面積:60坪
延床面積:35坪
設計期間:2017/07~2018/12
施工期間:2019/01~2019/07
設計/施工:空間建築-傳